良かった。けど、ああいう短編のオムニバスなら 一つは気に入るものはあるかろうと。 離婚する(した、だっけ?)老年夫婦の話と 最後の中年アメリカ女性の話が良かった。 何故か分からないけど、好きなもんは好き=パリ というのが、まさにその通りで良かった。 女たちは二度遊ぶ吉田 修一 / / 角川書店 色んな「女」のショートストーリー。 一つ一つはバーーーッと読みながらも 一冊を読み終わるのに時間がかかったので これといって印象に残りはしなかった。 けど、個人的には、この話の進め方が吉田修一の妙かと。 王国 その2 痛み、失われたものの影、そして魔法よしもとばなな / / 新潮社 よしもとばななのライフワークと言われる作品第2弾。 とっても彼女らしい文章と話の流れ。 これは、ちょうど主人公の「雫石」がスランプに陥り スランプから頑張って抜け出そうとする話。 悩みに悩んで現状を改善しようとする感じ。 何だかとってもしっくりきました。 象られた力飛 浩隆 / / 早川書房 ISBN : 4150307687 普段は全く読まないSF小説。 サイエンスに興味がないからなぁ、と思ってたら そっか、SFもフィクションだよな、と気付かされました。 最初の「デュオ」が一番面白かった。 シャム双生児の神童ピアニストと調律師の話。 ひなた吉田 修一 / / 光文社 群像長編。4人の登場人物が春夏秋冬を過ごす。 が、何だか消化不良のまま終わってしまう印象。 各章がブチブチと終わる気がして、つながりもイマイチ。。 と思ってたら、雑誌に連載してた小説なんですね。 短編読み切りと長編の中間、というところでしょうか。 ひとり日和青山 七恵 / / 河出書房新社 ISBN : 4309018084 (けど文芸春秋で読みました) 「イマドキ」な「ユルい」流れで話は進みますが 軽いだけでない、ちゃんとして構成があって飽きませんでした。 登場人物たちの間にある距離感もとても自然で良かった。 ということで「なるほど、芥川賞。」と安易に思っちゃいました。 風味絶佳山田 詠美 / / 文藝春秋 ISBN : 4163239308 映画になったくらいだから、勝手に長編だと勘違い。 いわゆる「ガテン系」な人たちが主人公の短編集。 個人的には、映画になったGSの話が一番フツーでイマイチでした。 一番良かったのはあとがきでした。 と書くと良くなさそうだけど、全体的にとても良い本。 カポーティ コレクターズ・エディションソニー・ピクチャーズエンタテインメント ISBN : B000MGB48O ちょっと癖のある映画。 「冷血」を読んでないので何とも言えないけど カポーティと犯罪者の間にある 興味(愛?)とエゴ(愛?)が良かったです。 フィリップ・シーモア・ホフマン、良いねぇ。 フラガールスタンダード・エディションハピネット・ピクチャーズ ISBN : B000MEXAO2 フル・モンティの日本版というか、逆版、というか。 とてもカッコ悪いのに、とても良い話。泣ける。 登場人物が全部魅力的。 方言が良いのかな。 香水―ある人殺しの物語パトリック ジュースキント / / 文藝春秋 ISBN : 4167661381 まず、昔のフランスが今よりもっと臭かった、という話にやられました。 衛生環境が今と全く違う訳だから、そりゃそうだけど。 読み終わってから、周りの臭いに敏感になること間違いなし。 エンディングも良かったと思う。 映画、どうなんでしょうね。
|
![]() by voracity カテゴリ
最新のコメント
最新のトラックバック
以前の記事
おすすめキーワード(PR)
ファン
|